学校長あいさつ

学校教育目標『自ら考え 進んで行動』を実現するために「子どもたちの可能性の芽をふくらませたい」

 

川西町立吉島小学校 校長 石山 重典

 私は今年度4月から、この吉島小学校にお世話になっています。ここまで2ヶ月ほど経ち、様々なことを感じています。たくさんありすぎてなかなかまとめるのが大変ですが、大きく3つにまとめてみます。

 1つめ。置賜盆地という土地のもつ力強さ、生命の息吹、そこで暮らす人たちの息づかい等、山形県が掲げる「いのちの教育」が求める空気がここにあることを実感しています。勇壮な飯豊連峰、吾妻山、山頂を見せる大朝日岳、村山地方と違う顔の蔵王山。また、毎日吹き付ける風。冬は地吹雪に注意ですとみんなから言われています。自然の偉大さ、人の力では操作できないものである崇高さ感じざるをえません。置賜に草木塔が数多く存在することは、この環境が自然と共に生きるという精神を培っていることを納得させてくれます。

 2つめ。吉島地区の地域のみなさん、地域そのものの力を感じるということです。NPOきらりよしじまネットワークと吉島地区の運営が重なり合い、国事業等の事業を進めながら、人やもの、お金がしっかりと回っています。若い力ももちろん中核となっています。まさしく、持続可能な地域をつくっていることに、とてもビックリさせられました。学校は、そのようなしっかりとした基盤となっている地域の中で、何をするべきか、何ができるのかを考え、地域との関係を密にして教育を進めていかなければならないと感じています。

 3つめ。初めての小学校勤務で、小学生の持つ可能性の大きさ、無限であることを感じるのです。小学生は未熟です。その未熟で完成されていないこと、その余白、キャンバスの白さと大きさを毎日感じます。そのキャンバスにめいいっぱい書き込める力を、吉島小で養わなければと背筋がピンとするのです。

 最後に、明治6年に地区内の私邸で始まった歴史ある学校であり、幾たびの出来事が駆け抜けていったのかは想像できないものですが、昔から吉島小学校は地域の誇りであり、これからもそうであると思います。私は、吉島小学校の使命(ミッション)は「吉島地区のみなさんを幸せにすること」であると考えています。その実現のため、われわれ吉島小学校教職員は地域の宝である子どもたちがより輝き、光を放つように磨き上げていくことを、ここにお約束したいと思います。(令和元年6月6日)